谷底で踊れ

谷底で踊れ

底辺の底辺のための底辺によるブログ

刑務所での生活を僕らは知っておくべきかもしれない。

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刑務所にまで入るのは人口の1.7%と言われている未知の世界である刑務所生活、自分には無縁と思うかもしれないが、しかし底辺に生きている人達は普通の人生を送っている人達に比べたら刑務所に入る可能性は高いだろう。

私自身は虫も殺さぬナウシカのような心の持ち主ですが、やはり底辺の人生は綱渡り。奈落の底に落ちて心が荒んでしまったら万が一にも刑務所に入ることになるかもしれない。
そんな訳で事前に刑務所の生活がどのような感じなのか調べて想像しておくことにしたのです。

 

しっかりしている。緻密なスケジュール

刑務所のスケジュール

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ジジキャッチコム:引用

平日は運動する時間が30分あり、お風呂が週に2,3回ある日は刑務作業を中断して入浴する。

このスケジュールは基本的に絶対である。

幼稚園児の頃に夜更かしを始めた寝付きの悪い私からしたら21時消灯は早すぎる。

絶対に眠れずに色々考え親の顔を思い出し人知れず泣くことになるだろう。

刑務所での暮らし

起床

6時30分に起床し、まずは布団を畳軽く掃除する。

トイレは一つで蛇口は3つ、6~8人で相部屋となるために争奪戦となる。

気弱で遠慮がちな私はトイレも歯も磨くことがきっと出来ない。

そして7時の点呼まで正座して待機、刑務官による持ち物検査として白シャツにパンティー一枚姿で舌を出しながら手を挙げながら足をバタバタさせるカンカン踊りをしなければならない。

気弱なくせにプライドがやや高い私は抵抗的な態度でやり、そして刑務官に警棒でおけつを叩かれるのです。しかし肉体的にMなので悪い気持ちはしない。

刑務作業

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法務省:引用

栄養士が監修した和食中心な食事を食べたら刑務作業に向かいます。

生産系「製作、検品などの単純作業」、経理系「洗濯、炊事、清掃など」を行います刑期が短い人や新人は生産系の仕事をやらされます。

万引き、器物破損で捕まったであろう私は生産作業を行います。

生産作業と言っても底辺な私から生み出せられるものなどありませんから、スーパーのレジ袋に折り込みチラシを入れていく、ボールペンのインクを補充するなどの単純作業をします。

この労働を一日8時間行います。気が遠くなる作業です。

また一応釈放されたに無一文だと再犯の可能性が高くなるのでお給料もでますが雀の涙ほどです。

 

出来る事が高度、また責任のあるベテランに任される経理系の仕事が自給が高くなります。

1等工 41円90銭
2等工 33円10銭
3等工 26円70銭
4等工 22円
5等工 17円70銭
6等工 15円80銭
7等工 12円20銭
8等工 9円70銭
9等工 7円40銭
10等工 5円90銭

となっています。10等工であるであろう私の1日の給料は8時間働いて47円、、1カ月で944円です。

月給が15万円だった頃が高給取りのように思えますね。

ちなみに、10等工の前に見習いという階級があります。給料は、5円10銭です、、、とても厳しいですね。

お風呂、運動

刑務作業の途中で夏季は週に3回、他の季節は週に2回の入浴タイムがあるわけですが、15分の時間制限があり髪も顔も全て石鹸で洗わなくてはいけません。

お湯の使用は桶で15杯まで、時間制限を過ぎると警報が鳴ります。またお湯の制限を守らなかった所を刑務官にばれたら懲罰房行きです。

お肌が赤ちゃんな私は石鹸の使用によって荒れてしまう事でしょう。

運動は塀に囲まれた学校のグラウンドみたいな所でお風呂がない日に30分間許されています。別に運動しなくても雑談していてもいいみたいです。私はなぜか昔からゲイにモテる体質ですのできっとこの時間にゲイに狙われて逃げ回っていることになるでしょう。

刑務所で自慰行為をする暇もなく、部屋も共同なのでみんな欲求不満になります。

オナ禁を続ければスーパーサイヤ人になれるとの噂もありますから、もしかしたら囚人たちは皆サイヤ人なのかもしれません。

自由時間

刑務作業も終わり食事を終えたら自由時間です。

17時30分~21時までは自分の時間となります。一応テレビがありますが共同部屋ですので部屋のボス的な人がチャンネル権を持ちます。

私は親からの差し入れである本を読むかネガティブな事ばかりして過ごしているでしょう。

ちなみに寝転がったり壁に背中をつけるなどの姿勢はしてはいけませ

余暇でも全然休まりません。

差し入れ、嗜好品など

差し入れは申請すればお金なども貰うことができます。

そのお金で施設内で雑誌や日常生活品などを買うことは可能です。ただ差し入れは食べ物や嗜好品は出来ません。差し入れ専門の業者から買い付けを行い申請してから許可が得られた物だけもらえます。

うちの母親は心配性ですので栄養を気にしてお弁当の差し入れを出来るように抗議活動を始めるでしょう。

嗜好品は刑務態度が良いと判断されたら月に2回、普通と判断されたら1回貰えます。

基本的に真面目な底辺な私は月に2回許されるはずですので必ずタバコを購入します。

話は変わりますが自殺者の90%が非喫煙者らしいですよ。自分ももしかしたらタバコなかったら自殺してたのかもしれませんね。

嫌な思いを煙と一緒に吐き出しているのです。

いじめとかはあるのか???

基本的にいじめが発覚した場合は懲罰房や独居房行きで、嗜好品も買えなくなり、刑期も伸びるかもしれないので目立ったいじめはないようです。

けっこう刑務官もそこらへんは厳しいみたいで、元いじめられっ子からしたらありがたい話です。無能な学校教師にも見習ってもらいたいところですね。

中学校でもいじめた奴をいれる独居房を作ればいいと思いますよ。もしくは内申点にすごく傷がつくとか。

いじめられた側だけが損をするのはおかしいことですよね。

ついに仮釈放

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模範的で態度が良く社会に出ても大丈夫だろうと判断されると、実際の刑期の3分の1の期間で仮釈放になります。

真面目系底辺男子である私は仮釈放を受けられることになります。仮釈放中は保護観察が行われ生活態度を監視される他に月2回の保護司との面談があります。

本人の意思とは関係なく生活の態度、将来の設計などがしっかりしていないと判断されると刑務所に戻る事になるので気をつけねばなりません。

一度実刑を受けると履歴書に書かないと経歴詐称になってしまうので隠すことは難しいです。ただでさえ底辺なのにさらにまともな職業に就く事が難しくなります。

いくら底辺でも犯罪は犯してはいけません。

最後に

底辺の人の人生は普通の人に比べたら綱渡りな人生かもしれません。

落ちて奈落にまでいったら正常な精神状態でいられるか分かりません。

しかし、いくら自分が不幸だからと言っても人を不幸に陥れる権利なんてあるはずがありません。犯罪を犯しても自分にも周りにも何の利益もないです。

どんな不幸な状態でもなるべく幸せに生きる歩みを止めないで行きましょう。

自分自身の為にも。

底辺に生きる人たちが安らぎのある人生を歩める事を祈っています。